皆さん、放射線療法をご存知ですか?
放射線療法とは、肺がん治療で患部にX線などを照射して治療する方法です。この放射線療法は、他の肺がんの治療法と併用して行われることが多いのが一般的です。
普通は、肺がんの治療には、まず患部を切除する切除手術が検討されます。しかし、それ以上の治療が必要な場合に放射線療法が実施されます。
例えば、肺がんの切除手術を行ったが、まだ切除できなかったがん腫瘍がある場合や、体内の他の部分に転移がみられる場合や、切除できない場所にがんの腫瘍ができた場合などのケースに放射線療法が実施されます。
放射線療法は、がんの腫瘍にX線などの放射線を照射して、がん細胞のDNAに刺激を与え、がん細胞を死滅させる治療法です。通常、がん細胞は、正常な細胞に比べて、細胞分裂が早く、活発に活動します。そこで、がん細胞に放射線を照射することで、がん細胞の遺伝子を破壊し、死滅させることを目指す治療法です。
放射線療法は、何度もがん細胞に照射することで効果が現れ、がん細胞を小さくしていきます。照射回数は患者の病状にもよりますが、通常一日に一回の照射が行われます。それを一週間に5日行います。放射線のすべての照射回数は、患者の症状によりまちまちです。
放射線療法にも副作用があり、患部の周辺の正常な細胞にも放射線が当たるため、咳や喉の痛み、食道炎や皮膚炎を引き起こしたりします。この副作用が強く出た場合は、ステロイドホルモン剤を使い症状を抑えたりします。